再独身生活エンジョイ中

離婚後に自由に生きる姿の記録

保守が増えた理由についての予想3

さて、千田有紀教授の極端な物の見方に驚いてしまったため2記事挟みましたが、保守が増えた理由についての最終記事を書きたいと思います。

 

 

これまでメディアはウソをついていたわけではないものの、自分たちの主張に都合の悪い事実を伏せて報道し、世論を誘導してきました。

ネットでは「報道しない自由」などと呼ばれて非難されている手法です。

例えば最近まで国会をにぎわせていた加計学園問題。

マスコミが報道したのは、大雑把に言うと

 

 

これまで獣医学部の新設が困難な状況だったのに、学園経営者が安倍首相と知人だったから新設が認められたんだ!

これってズルくない?

 

 

というものでした。

古くはロッキード事件リクルート事件も「国会議員とそこに取り入った企業だけがズルして儲けられる」ということを指摘すれば読者は一緒に怒ってくれていました。

しかし法整備が進んだのとそれにあわせて国会議員も脇を締めたことで、国会議員がなかなか違法行為をしなくなり、「違法ではないがなんかズルい」ということでしか責めることができなくなりました。

だからこそ贈収賄でもなんでもないのに「なんかズルいかもしれない」「お友達だから?」という論調で責めたのだと思います。

ところが獣医学部の新設ということでいえば、もうひとつの視点があるのです。

 

 

獣医学部の新設がなかったということは、獣医にとってはライバル増を防ぎ、ぼったくり価格を維持するのに貢献していたのでは?

獣医師会は献金して新規参入湯制限を勝ち取っていたのならズルくないか?

 

 

という視点です。

加計学園問題ではこの方向から政権を擁護する意見も出てきます。

そしてなぜメディアからその視点が出てこずにネットからその視点が出てきたのかというところに、メディア不信と保守増加の原因があるような気がするのです。

「権力を監視する」ことをメディアの使命とすることは大事なことです。

しかしそれは「事実を隠してまで政権が悪者であるかのように印象操作するということとは異なる」と認識した方がメディア批判しつつ保守に傾いていったのではないかと思われます。

 

 

 

このことから、自称リベラルが民衆の右傾化を憂い、保守の増加を食い止めようとするなら

 

 

1.事実を綿密に取材すること(反論を封じれらる程度に反論を知ること)

2.両論併記しつつもそれでも自論が正しいのだという理論構成をすること

3.ダブルスタンダードやブーメランという失態を犯さないこと

 

 

という3つを守ることが結果として右傾化を抑止することになると思われます。

安倍政権は日経平均株価を上げたり、就職率を向上させるなど、数値で説明できる成果があります。

それをチェックし反論することはなかなか困難を伴うと思いますが、その困難を避けて国民の「なんかズルくね?」という感情を操作しようとするだけでは知恵のある層は右傾化し、知恵のない層だけが政権に反感を抱き、知恵の有無によって右寄りが勝つという現象がこれからも起こり続けるのではないでしょうか。