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離婚後に自由に生きる姿の記録

ストーカーという意味の変遷 2

前回の記事ではストーカーという言葉の変遷を書きましたが、今回はその効果(弊害)について書いてみようと思います。

 

 

前回、ストーカーという言葉には

・交際したことのない相手を付け狙う

・別れ話のもつれ

の2つの意味が包含されるようになったと書きました。

その2つでは、犯人の脳の働きが全く異なるのではないかと思います。

 

 

 

交際したことのない相手を付け狙う、このタイプの心の動きとしては「手に入らないのなら殺してやる」と例えることができます。 

 それに対して別れ話のもつれの場合は「こいつが俺のものじゃなくなるなら殺してやる」です。

「殺してやる」との表現が過激であるために両者を同一視してしまいがちですが、私はこの2つには重大な違いがあり、とくに前者の考えは人格障害精神障害などの「キチガイ」にしか到達できない考え方であると思います。

 

1.交際したことのない相手を付けねらう心理

例えば、私が石原さとみさんのことが大好きだとします。

しかしながら石原さとみさんとは会った事も話したこともなく、テレビでその姿を見る程度、芸能人の中にはツイッターをやる方もいますが、せいぜいツイッターでリプライがある程度のコンタクトしかできないのが普通です。

そのような大きな距離がある人物を「手に入れる(交際する)」というのは現実的に考えてかなり難しいわけです。

その現実的にかなり難しい相手が「手に入る」ことが前提で「手に入らないなら殺してやる」という考えに至るのは、人との距離感を計れない欠陥であるとか、精神障害による妄想であるとか、要するに「キチガイ」であることが原因なのです。

 

 

 

2.別れ話のもつれの場合 

男なら「安定してヤレる女を失う喪失感」というのはある程度理解していただけると思います。

その喪失感の正体は「見ず知らずの他人だったところから親しくなり、良い人を演じたり相手を良い気分にさせて、ヤレるところまで持込むまでの時間的金銭的コストの元を取っていない」とか「そういったコストを再びかけるのが面倒くさい」というケチくさい感情か、もしくは「あれだけ俺にゾッコンであんなことやこんなことも許してくれた女なのになんで俺を裏切るんだ!」という感情が原点で、男としてはまあ分からなくもないなという感情が原点です。

この場合は喪失感の解消方法が見つかったり、ストーカーを続けることとそれによる不利益(例えば逮捕実名報道やヤクザからのリンチ)を天秤に掛けさせることである程度防ぐことができます。

また、ストーカーを発症する前の段階で女性ができることとして、熱中しすぎない(相手の要求に応じすぎない、尽くしすぎない)ことも大事で、尽くしてくれた女性が突然連絡不能になると「飼い犬に手をかまれた」感が男性に湧きやすくなります。

さらに、身元確認困難な相手との交際を避けることで「そもそもストーカーになりやすい環境を避ける」ことができます(例えば池永チャールズトーマスは、ネットで被害女性と知り合った遠距離恋愛の関係であり、本当は運送会社勤務の肉体労働者なのに関西有名私大の学生だと自分を飾って交際していましたが遠距離であるため被害者がそれを見抜くのが困難な状況にあったと思われます)。

被害女性側のもっともダメな対応としては、「拒絶の意思表示を躊躇する」というものがあります。

「断ったら声を荒げるから」「断ったら自分が悪者みたい(飽っぽいみたい)だから」等の理由で男性からの連絡にまったく返信せずに男性が察してくれるのを待つという女性ほど男性の「真実を知りたい」「引導を渡されたわけじゃない」という気持ちを増大させますし、男性からの「俺たちはもう0%なのか」との問いに温情から「0%とは言い切れないけど」等と応えることで男性が「その1%を努力で100%に変えてやる」という勘違いを生みやすくなります。

ビッチ・アバズレと罵られようとも「貴方のことがもう好きではなくなった」「新しい男ができた」ということを伝え、完全に引導を渡すほうが安全です(もちろんそのときは1対1で密室でというシチュエーションは避けるべきで、ファミレスなどの人の目があるところで、警察に通報できる仲間を近くに配置して行うべきではあります)。

 

 

 

 

以上のように、「別れ話のもつれ」の場合は交際するかどうかの選別時点や交際中の態度、交際が終わったときの行動である程度防ぐことができますし、太古の昔から別れ話のもつれで刃傷沙汰が起こる場合があることが知られており、その研究をすれば対処法は見つかりそうなものです。

 

それに対し、交際したことのない相手を付けねらうような人物は精神医学で分類し「他害性」を明らかにした上で権利を制約すべきキチガイなのですから、そういう研究を行うべきだと思います。

 

そう言う意味で、桶川ストーカー事件発生~ストーカー規制法制定の過程で上の2つのタイプのストーカーをひとまとめにして扱うようになったことは不幸な出来事であり、ストーカー被害の真の発生防止研究にはマイナスであったと思います。